【株式会社アイオテック】代表取締役 齋藤徳寿さん

1997年2月に創業し、現在29期目を迎えた株式会社アイオテック。金型製造部、治具製造部、設計部、事務部の4つの部署を持ち、従業員数はパート・アルバイトを含めて22名、そのうち正社員が14名となっています。そんな株式会社アイオテックの代表取締役、齋藤徳寿さんにお仕事や従業員に対する想いや、プライベートのことなどのお話を伺いました。
株式会社アイオテック / 代表取締役 齋藤徳寿
1979年愛知県名古屋市生まれ。中京大学体育学部卒業後、中高一貫校の体育教員を3年間務め、2005年に入社。現場と営業を経て、2017年に父親から事業継承し社長に就任。自動車関連の製造金型・治具製造業を営む。18歳から続けるテニスでは数々の大会に出場し、岐阜県室内選手権ダブルス準優勝の実績を持つ。
主な業種や事業内容について教えていただけますか?
当社は製造業を中心に、自動車内装業の顧客向けに金型や治具装置をオーダーメイドで製造しています。具体的には、組み立てや検査用の装置を設計から部品製作、組み付け、さらには電気設計や制御まで、全て内製で対応しています。これまでの製造業のやり方にとらわれることなく、柔軟にお客様のご要望に応えたいという想いから、どうすればそれが可能なのかを常に考えて提案してきました。

会社運営において大切にしていることは何でしょうか?
経営理念として掲げているのは、「仕事を通して社員の豊かな心と豊かな生活を実現し、お客様に必要とされる会社になる」ということです。ものづくりの楽しさを共有し、社員全員が新しいことに挑戦しながら改善活動に取り組むことを大切にしています。
株式会社アイオテックの強みについて教えてください
当社の強みは、「できるマインド」を持って迅速な対応ができる点です。さらに、常に改善を心がけ、新しいことに挑戦する姿勢が社員に根付いているところにあります。こうした姿勢が、当社の成長を支える原動力になっていると思います。

職場の雰囲気や働き方については、どのようにお考えですか?
社内の雰囲気はとても良いですよ。社員同士が配慮し合い、思いやりを持って接することを大切にしています。特にシルバー世代のパートタイム従業員にも優しく接する文化が根付いています。また、全従業員が朝礼と昼礼を通じて改善活動に参加しており、より良いものづくりを目指して一丸となっています。
採用時にはどのような点を重視されていますか?
採用においては、応募者が3年後、5年後にどのようなポジションで働いているかをイメージできることを重視しています。また、当社の社風に合うかどうか、そしてものづくりに対して前向きな姿勢を持っているかどうかも重要なポイントです。

齋藤社長ご自身の趣味や休日の過ごし方について教えてください
趣味はテニスです。週1回練習し、月に2回試合に参加しています。休日はテニスに時間を使うことが多くて、だいたい6割がテニス、残りの4割を家族との時間に充てています。
テニスは会社として、実業団登録もしていて、毎週火曜日の夜は会社のメンバーが中心とした部活動を行って全国大会を目指しています。テニスから会社に興味を持ってくれ採用した社員もいるほどです。
また最近は経営学にも興味が湧いていて、学びを深める時間も増えてきましたね。

最後に、『ハタラク』ことについてどのようにお考えをお持ちでしょうか?
「ハタラク」ということは、お客様にとって価値のあるものを作り出すことだと考えています。その結果、私たちが作った製品が具体的にどこで使われているかを知ることができるのは、大きなやりがいです。特に自動車業界では、自分たちの手掛けたものがどの車種のどの部分に使われているかが分かり、それが仕事の誇りにつながっています。
齋藤社長の言葉からは、ものづくりに対する情熱と社員を大切にする思いが強く伝わってきました。株式会社アイオテックは、迅速な対応力と新しいことへの挑戦を通じて、今後もお客様から必要とされる企業として成長し続けることでしょう。
【株式会社アイオテック】
〒497-0013
愛知県あま市七宝町川部八反田56-1
URL. https://iotec-biz.com/