【株式会社こどもみらい創造研究所】代表取締役 芳村文子さん

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インタビュー

子どもたちの未来を育む学童保育施設『グット・ビレッジあのね』を運営する株式会社こどもみらい創造研究所。子どもたちの可能性を広げる多彩な習い事や教育を提供し、地域社会に貢献し続けています。その情熱の背景には、働くことへの深い思いがありました。


株式会社こどもみらい創造研究所 / 代表取締役 芳村文子
1978年名古屋市緑区生まれ。名古屋文化学院保育専門学校卒業後、私立幼稚園勤務を経て、青年海外協力隊員としてスリランカで2年間活動。帰国後は幼稚園教諭や事務職を務め、2018年に個人事業主として起業。2021年に法人化し、放課後の児童健全育成事業を展開している。

会社の概要と創業の経緯について教えてください。

2018年4月に個人事業主として起業し、2021年2月に株式会社こどもみらい創造研究所として法人化しました。現在は学童保育施設『グット・ビレッジあのね(愛知県春日井市南下原町)』を拠点に、正社員1名とパート26名で運営しています。主な事業は放課後の健全育成事業、つまり学童保育です。

『グット・ビレッジあのね』の特徴を教えてください。

私たちの学童保育では、さまざまな習い事を組み合わせたシステムを採用しています。月曜日から金曜日まで、英語、絵画、ダンス、マナー、生活理科、習字、体操などの体験を提供し、これらすべてを月額8,000円で利用できます。また、学習塾やプログラミング教室、サッカーやゴルフ教室、近隣のスイミングスクールへの送迎も行っています。子どもたちの可能性を広げるために、多岐にわたるアプローチを実践しています。

会社運営において大切にしていること、また強みなどをお聞かせください。

私が目指しているのは、『一生懸命頑張る人が損しない会社』です。目立たなくても真面目に仕事をする従業員をしっかり評価したいと思っています。3ヶ月に1回面談を行い、従業員の努力をきちんと認め、それを給与に反映させる仕組みを大切にしています。私たちの強みは、なんといってもスタッフの質の高さです。学童保育支援員の研修や徳育を重視しているので、保護者の満足度が高く、生徒の退会率も低いんです。また、労働環境も整えていて、時間内勤務を徹底しています。私は24時間対応の姿勢で臨んでおり、怪我などの緊急時にも迅速に対応することを心がけています。

採用方針や面接についてはどうお考えですか?

採用面接では厳しい姿勢を取っています。単に『子どもが好き』という理由だけではなく、仕事に対する深い理解と覚悟を求めています。面接は2回行い、1回目で会社の厳しい方針を説明します。その後、2回目の面接にも来てくれる人を採用しています。多くの子どもたちを預かるものとして、採用には真剣に取り組んでいます。

芳村さんにとって、『ハタラク』ことの意義とはなんでしょうか?

私にとって、働くことは『命』や『生きがい』そのものです。特に女性が働くことで、自分の価値や生きる意味を見つけられることはとても重要だと感じています。また、子どもたちには将来、社会のリーダーになってほしいという願いを込めて、徳育や道徳教育にも力を入れています。

最後に、会社のビジョンと未来への展望をお聞かせください。

『グット・ビレッジ』というロゴには、子どもたちが自分たちのコミュニティ(ビレッジ)を作り、そのリーダーになってほしいという思いを込めました。未来に希望を持ち、自分の価値を見出せる子どもたちを育てることが、私たちの使命だと考えています。


芳村さんは、「一生懸命頑張る人が損をしない会社」を目指し、学童保育を通じて子どもたちの可能性を広げる環境を提供しています。多彩な習い事や質の高いスタッフ、従業員への公正な評価を重視し、働くことの意義を「命」や「生きがい」として捉えています。「グット・ビレッジあのね」は、子どもたちが未来のリーダーとして成長できるコミュニティづくりを目指し、地域社会に貢献し続けています。


【株式会社こどもみらい創造研究所】

〒486-0841
愛知県春日井市南下原町5丁目17-12
TEL. 0568-27-8900
FAX. 0568-27-8902
URL. https://goodvillage-group.net