【株式会社ABJ】代表取締役 古田正和さん

リユース業界で独自のビジネスモデルを築き、成長を続ける株式会社ABJ。広告デザイナーからリユース業界に転身し、会社を設立した古田社長は、「オリジナリティのある面白い会社」を目指し、社員と共に挑戦を続けています。リユース事業への情熱や会社運営の理念、さらには『ハタラク』ことの意義について、古田社長の想いに迫りました。
株式会社ABJ / 代表取締役 古田正和
1975年愛知県名古屋市生まれ。東京デザイナー学院卒業後、広告デザイナーとして活動。2006年にリユース業界へ転身し、当初からEC販売事業を展開。2009年にアンテナショップを開設後、2016年には本社ビルを構え、会社運営を行なっている。
創業の経緯と会社の概要について教えていただけますか?
株式会社ABJは2006年頃に創業し、2009年に法人化しました。現在は正社員7名、パート約50名で運営しています。私は元々広告デザイナーだったのですが、友人からの誘いでリユース業界に参入し、この事業を立ち上げました。

事業の内容について詳しく教えてください。
私たちの主な事業はECでのリユース商品の販売です。特に中古アパレルのEC販売が売上の8割を占めています。中古家電のEC販売と総合リサイクルショップでの販売が1割ほどありますね。特徴的なのは、従来のリユース業で行われている買取に軸を置くことをやめ、同業他社からEC販売が難しい低価格商品の在庫を請け負って代行出品するビジネスモデルを採用していることです。自社での買取はほとんど行っていません。また、同業他社との協業や、就労支援事業所を支援することを目的に、EC出品システムのコンサルティングや、自社開発システムのレンタルも行っています。
会社運営において大切にされていることをお聞かせください。
最も重視しているのは、社員が喜んで働ける環境をつくることです。『オリジナリティのある面白い会社』をモットー(信念)に社員一人ひとりに“自分の会社”や“自分の居場所”だと愛着を持ってもらえることを目指し、社員が楽しく働ける職場づくりに力を入れています。それぞれの個性を大切にしながら、特にパートの皆さんが働きやすいように柔軟なシフト管理を行っています。また、自主性を尊重しつつもプロ意識を持ってもらえるよう、バランスの取れた管理を心がけています。

採用時にはどのような点を重視されていますか?
採用では、前職での経験やその方独自のスキルよりも、素直で心に余裕のある人材を重視しています。会社の雰囲気に馴染めるかどうかも大切ですね。仕事も人生も楽しんでいきたいという想いを持った方を採用する傾向があります。人気の高いEC販売業務なので、多くの応募者から適切な人材を選べるのもありがたいことだと感じています。
古田社長ご自身の趣味や休日の過ごし方について教えてください。
趣味はバンドとテニスです。バンドではベースボーカルを担当していて、年に4〜5回ほどライブ演奏をしています。テニスは40代手前で始めましたが、全国大会にも出場した経験があります。休日はテニスや家族と過ごす時間を大切にしていて、娘もテニスをやっているので一緒に楽しむこともあります。

最後に、『ハタラク』ことについてどのようにお考えをお持ちでしょうか?
私にとって『ハタラク』ことは、『お金をもらって学ぶこと』であり、『自己成長の場』でもあります。学校とは違い、自主性を持って学ぶことが重要だと思います。そして、自分の成長を通じて身近な人を幸せにすることが大切だと考えています。この考えを社員とも共有できているのではないかと思っています。
株式会社ABJではリユース事業を通じて、社員が喜びを持って働ける環境づくりを大切にされています。柔軟なシフト管理や個性を尊重する社風は、社員の自主性とプロ意識を育てる基盤となっていると感じられました。今後も、リユース業界の発展と共に、株式会社ABJはさらなる成長を続けるでしょう。
【株式会社ABJ】
〒468-0014
名古屋市天白区中平4-115
TEL. 052-800-3801
URL. https://www.kaitori-abj.com
<リクルートサイト>
URL. https://en-gage.net/kaitori-abj/