【堀尾物産株式会社】代表取締役 堀尾成臣さん

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インタビュー

創業75年の歴史を通し「変化に挑戦し続ける会社」として注目を集める堀尾物産株式会社。クレーンリースやロードサービスなどの事業を展開する同社は、どのような価値観のもとで経営を行い、社員とともに成長を続けているのでしょうか?今回は代表取締役の堀尾成臣さんに、会社の経営理念などをはじめ、ハタラク環境やその意義について詳しくお話を伺いました。


堀尾物産株式会社 / 代表取締役 堀尾成臣さん
1981年愛知県春日井市生まれ。大阪芸術大学卒業後、2005年に父が代表を務める堀尾物産株式会社へ常務取締役として入社。現場対応から経営まで幅広く携わり、社内環境の改善を推進。2015年に代表取締役に就任し、2018年には一般貨物自動車運送事業を開始。クレーンリース、レッカー、トラック輸送、不動産事業を展開し、時代に即した事業変革を進めている。

会社の創業と会社概要について教えてください。

当社は1950年に、私の曾祖父・堀尾浩と祖父・堀尾隆男が共同で創業しました。「何でも扱える会社になりたい」という思いを込めて「堀尾物産」と名付けられ、創業当初は薪の販売、製材工場やガソリン販売、さらには炭酸飲料の販売など、多岐にわたる事業を手がけていました。その後、時代の変化とともに事業内容を変えて、建築業を始め、さらにクレーン事業へと発展し、高速道路の開通に伴ってレッカー事業を開始し、現在ではクレーンリース業、レッカー業、一般貨物自動車運送業、不動産事業の4つの柱を中心に事業を展開しています。

現在の業態へとどのように発展していったのでしょうか。

先にお伝えしたように、様々な業種業態を経ながら、徐々に建築業へとシフトし、その中でクレーンを所有するようになりました。すると他の企業から「クレーンを貸してほしい」という要望が増えていき、自然とクレーンリース業へと幅が広がっていきました。その中で、ロードサービス(レッカー)事業が生まれ、現在の形へと発展しました。

大切にされている経営理念や方針についてお聞かせください。

私の経営方針は、大きく3つの柱から成り立っています。一つは『変化に挑戦する』ということ。過去の成功にこだわらず、時代の流れに柔軟に対応することを大切にしています。たとえば、YouTubeを活用した情報発信や新規事業への挑戦も積極的に行っています。二つ目に『地域貢献・社会奉仕』です。社会に必要とされる企業であり続けるためにも、コンプライアンスを重視し、環境に配慮した事業運営を行っています。そして三つ目に『ユニークな企業・人材の育成』ということです。みなの個性を尊重し、働くことを『楽しめる』環境作りにも力を入れています。その取り組みから、現在社員主導でクレドを作成しており、その中で決まったテーマが「私たち堀尾物産の使命は、係る全ての方を『楽』にすること」です。これからもユニークな社員一丸になって、このテーマの実現に向けて進んでいきます。

『ユニークな企業・人材』という点について少し詳しく教えてください。

ユニークという言葉には『特徴的』という意味もあると捉えており、社員一人ひとりにはいろんな特徴的な趣味や個性があります。アニメやカードゲームが好きな社員もいれば、車やスポーツに熱中する社員もいます。そんな様々な個性を持ったメンバーが好きなことを共有しともに楽しみあったりする、そんな雰囲気をとても大切にしています。『楽しむ』ということに重きを置く中で、仕事も楽しめるようになり、それが会社の強みにもなると考えています。

働きやすさに対して工夫されているポイントはありますか?

自由で明るい雰囲気が自然と出来ていく中で、有給休暇の取得などについても立場に関わらず全社員が、「自由に取得できる」環境が整っています。会社のことは面接時に丁寧に全て伝えるようにしていることもあり、入社してくれる社員は気兼ねなく自分らしく働ける環境になっています。また会社のルールや働き方は時代とともに変わるべきものだと考えているので、就業規則は毎年見直すようにし、より良い労働環境を提供できるようにしています。

趣味や休日の過ごし方について教えてください。

趣味といえばゴルフなのですが、子どもと遊ぶということを何より大事な時間にしています。子どものために生きていると言っても過言ではないです。子どもが釣りをしたいと言えばそれが趣味になりますし、キャッチボールをしたりゲームをしたり。釣りであれゲームであれ、その都度ちゃんとそのことについて情報を入れて本気で子どもと遊んでいます。

最後に、あなたにとって『ハタラク』とは何でしょうか?

人生の中で『ハタラク』時間ってとても長いですよね。だからこそ楽しくありたいですし、そのためには誰かに喜んでもらうことが楽しみになると思っています。当社の仕事は、困っている人を助けるヒーローのような存在なので、社員には現場で恥ずかしい思いをしないように、最新の設備や道具を使いこなしながら誇りを持って仕事をしてほしいです。『ハタラク』というのは誰かを助けることで、そのために社員一人ひとりが、テーマである「係る全ての方を『楽』にすること」を胸に、自分の仕事に誇りを持ち、毎日を楽しく過ごせる会社であり続けたいと考えています。


堀尾物産株式会社は「変化を恐れず挑戦し続ける」、前向きで明るい会社であることがとてもよく伝わってきました。働く環境の整備にも力を入れ、社員の個性や多様性を尊重する文化が根付いており、そのことが『ハタラク』ことへの、ひいては人生の充実につながっていくのだという想いに、多くの方が共感をされるのではないでしょうか。


【堀尾物産株式会社】

〒486-0807
愛知県春日井市大手町44番地

TEL.
クレーン事業部(代) : 0568-81-6281
ロードサービス要請 : 0568-81-6282
運輸事業部 : 0568-81-6283
FAX. 0568-81-9857
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