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【南星キャリックス株式会社】代表取締役社長 市川滋乙さん / 専務取締役 市川大志さん

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インタビュー

70年以上にわたり地域密着型の運送業を営み、愛知県を中心に8つの営業所を展開する南星キャリックス株式会社。今回は、代表取締役社長の市川滋乙氏と、専務取締役の市川大志氏に、会社の成り立ちから経営方針、働き方への工夫、そしてこれからの展望について詳しくお話を伺いました。


南星キャリックス株式会社 / 代表取締役社長 市川滋乙(本名:重人)さん
1975年愛知県名古屋市生まれ。アメリカ・テンプル大学経済学部卒業後、家業である南星キャリックス株式会社に新卒で入社。入社後はドライバーとして現場で経験を積み、その後本社で管理職を務める。2013年に事業継承し代表取締役社長に就任。弟である大志氏と共に二人三脚で地域とお客様のために一般貨物自動車運送業の事業拡大に取り組んでいる。

南星キャリックス株式会社 / 専務取締役 市川大志さん
1980年愛知県名古屋市生まれ。九州東海大学農学部卒業後、アメリカで農業研修を経て、トーウンサービス株式会社(現:株式会社トーウン)勤務を経て、家業である南星キャリックス株式会社に入社。現場作業員やドライバーを経験し、2014年に常務取締役、2020年に専務取締役に就任。兄である滋乙氏と共に、地域とお客様のために事業拡大に力を注いでいる。

会社の歴史と成り立ちについて教えてください

─滋乙社長
当社は、1955年に法人化されましたが、その5年前から創業者である祖父が個人事業として事業を行っていました。当初は馬車を使って荷物を運ぶという非常に小さな規模で、トラックの免許もないところから始まった当社は、少しずつ規模を拡大し、現在は愛知県を中心に8つの営業所を展開する企業へと成長しました。少しずつ仲間と事業を拡大し、父親の代で広がりを見せ、3代目として私たちが受け継いだ形です。
会社の規模としては現在450名の正社員(管理職約50名/ドライバー以外の構内作業員約100名/ドライバー約300名)とともに、様々な品目を扱う一般貨物自動車運送業をメインとして事業を行っています。

経営の方針と地域との関わりについて教えてください

─滋乙社長
「喜ばれることに、喜びを」という社是が根底にある当社では、地域の一員として、常にお客様との信頼関係を大切にしています。愛知県を中心に営業所を展開し、地元企業様に寄り添いながら、地域のニーズに応える形で多種多様な運送業務を手掛けています。

会社の強みや特徴はなんですか?

─滋乙社長
当社では、ダンボールや自動車部品、食品、塗料など、多種多様な品目を取り扱っています。中小規模の運送会社では、ひとつの品目に特化しているケースが多いのですが、私たちはお客様の幅広いニーズに応えられるのが強みです。

─大志専務
また、営業所が愛知県を中心とした近隣にあるため、応援体制が整っていて車両の融通が効きやすいのも特徴です。一泊運行もほとんどなく、ドライバーの労務管理も非常にしやすい体制が整っています。また、自社の車両を多く持ち、自車率は90%以上。これによって外部への依存を抑え、安定したサービスを提供できる体制を築いています。

社内の雰囲気についてはいかがでしょうか?

─大志専務
よく言われるのが「社員同士の仲が良い、チームワークが良い」「良い意味で運送会社らしくない」ってことですね。社内はとても明るく、社員同士の距離が近いのが特徴です。特にドライバーと管理職との距離感が近く、風通しの良い職場です。
営業所ごとにカラーはありますが、定期的に開催される懇親会や全体会議を通じて、横のつながりを大切にしています。

働き方の工夫や社員を採用する際のこだわりを教えてください

─滋乙社長
働きやすい環境を作るために、各営業所での懇親会や研修など、コミュニケーションを重視した取り組みが行われています。また、福利厚生の充実など、社員が快適に働けるようサポートも行っています。

─大志専務
採用については、未経験者の採用に力を入れており、スキルよりも人間力を重視しています。挨拶や礼儀、コミュニケーション能力を大事にしており、スキルの部分については入社後にしっかりと教育しています。特に「南星マン教育」という独自の研修プログラムにより、社員全員が共通の認識を持ち、業務をスムーズに行えるようにしています。

趣味や休日の過ごし方について教えてください

─滋乙社長
私は多趣味で、スポーツ観戦や映画鑑賞、音楽ライブにも足を運んだりしていますね。ガーデニングにも興味があり、休日は庭で植物の手入れをしていたりします。
趣味は浅く広くいろいろありますが、特にスポーツ観戦が好きで、テレビで見るのも実際に行くのも好きで楽しんでいます。

─大志専務
私もいろいろな趣味がありますが、特に船釣りが大好きで、全国を巡って旬の美味しい魚を狙っています。あとは、妻と一緒に昼間からお酒を楽しんだり、家族旅行に出かけたりするのが楽しみですね。

最後にお二人にとっての『ハタラク』とは何でしょうか?

─滋乙社長
『ハタラク』ということは、単に仕事をするだけでなく、社員とその家族の人生を守ることであると考えます。
社員が気持ちよく働ける環境を整え、働いてくれる社員とその家族を守るため、より良い職場環境を提供し続けることが私の使命だと思っています。

─大志専務
人生の多くの時間を職場で過ごす以上、職場の仲間と充実した時間を共有して『ハタラク』ことが、人生を豊かにする鍵だと考えています。
今後も、社員が気持ちよく働ける環境を整え、南星キャリックスとして地域社会に貢献し続けていきたいですね。


お客様の「喜ばれることに」に真摯に向き合いながら、お客様と社員を大切にする南星キャリックス株式会社。創業から70年以上、時代に合わせて変化しながらも、変わらない「大切にする姿勢」が、同社の信頼の土台となっていることを強く感じました。働きやすい環境を作り、社員とその家族を守るために尽力する姿勢は、今後ますますお客様・社員と地域社会とともに発展を続けていくでしょう。


【南星キャリックス株式会社】

〒457-0863
愛知県名古屋市南区豊1-49-10
TEL. 052-691-6356
FAX. 052-691-6282
URL. https://www.nanseicarrix.co.jp

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