【株式会社いちご一会】 代表取締役社長 森智美さん
子ども脱毛サロンを主軸にしながら、ウォーキング、ファッション、コミュニティづくり…。一見すると多岐にわたる事業の根っこには、たった一つの想いがありました。それは、“なりたい自分に近づこうとする人を、そっと後押ししたい”という想い。
今回は、株式会社いちご一会 代表取締役社長の森智美さんに、これまでの歩みと、仕事に込めてきた想い、そして『ハタラク』ことの意味を伺いました。
株式会社いちご一会 / 代表取締役社長 森智美さん
1975年愛知県名古屋市生まれ。短大卒業後、機械商社を経てウェディング業界へ転身。結婚・出産を経て2012年に独立し、2018年に自社店舗を開設。2021年のミセスコンテスト出場を機に、ウォーキングやコンテスト事業も展開。現在はこども脱毛サロンを軸に、美容・ウェルネス事業を通じて一人ひとりの人生に寄り添うサービスを提供している。
職業
こども脱毛サロンを中心とした美容・ウェルネス事業
仕事内容
こども脱毛サロンを主軸に、子どもや大人が「自分らしく前向きに生きる」ためのサポートを行う事業を行なっています。
脱毛施術の提供だけでなく、来店するお客様一人ひとりの悩みや想いに寄り添い、自己肯定感を育てる場づくりを大切にしています。サロンは単なる施術の場ではなく、「自分のことを大切にしていいと思える場所」として運営しています。
また、ウォーキング指導やファッション、イベント企画など複数の事業を展開し、「やってみたい」「変わりたい」と願う人の一歩を後押しすることも重要な仕事の一つです。経営者として、サービスづくりから人材育成、事業企画まで幅広く携わりながら、“人の人生に寄り添う仕事”を形にしています。
創業の経緯を教えてください
会社としては2018年3月に株式会社を設立しましたが、2012年4月頃から、個人事業主として子ども向けの脱毛サロンとして事業を開始しました。
私のキャリアは、ブライダル業界から始まります。OLを経てウェディング業界へ転職し、コンシェルジュとして結婚式当日の現場を支える仕事に携わってきました。一日に30人くらいのアルバイトさんをまとめて、親族対応から式場の進行まで全部回す仕事で、やりがいは大きい一方で、ふと感じたのが「この仕事は結婚式当日で終わってしまう」ということでした。もっと長く、お客さんと関われる仕事はないかなと考えながら、結婚・出産を経て、子どもの病気をきっかけに業界を離れることになり、その後エステティシャンとしてブライダルエステの分野で経験を積みました。やがて独立を意識する中で行き着いた答えが、脱毛でした。
脱毛は、一回で終わらず、何度も通ってもらって、そのたびに関係が深まっていくのがとても良いと思いました。さらに、自身が子どもの頃に“毛”で悩んだ経験もあり、新聞で見た「子どもの毛の悩みがいじめにつながる」という記事が、子ども向け脱毛サロンの開業へと、背中を押してくれました。
現在の従業員は私のみで、業務委託として5名程度が関わってくれています。

お仕事の内容について教えてください
主軸の事業はこども脱毛サロンです。ですが、表向きはサロンだけど、本当は子どもたちが“人生の話をしに来る場所”みたいになっています。施術をしながら、学校のこと、友だちのこと、将来のことなどの悩みを聞く場所になっていますね。
時には、親御さんの気持ちにも耳を傾けることもあり、「ここでは、何を話してもいい。心を打ち明けてもいいって思ってほしい」と想っています。
メインのこども脱毛サロン事業に加え、ファミリー向け脱毛、フェイシャルエステ(特にシミ取り)、ウォーキング指導、スーツ販売、下着販売、サプリメント、通信インターネット事業、社長のパーソナルブランディングなど、複数の事業をサロンを拠点に展開し、「お客様がなりたい自分に近づけてあげたい」という理念のもと、顧客の様々なニーズに対応しています。
私自身が長女として育ち、女子校で過ごした学生時代は、引っ込み思案で、人前に出るのが苦手でした。だからこそ、今、前に出たい人、自分を変えたい人を応援したい。この想いで、子ども脱毛に限らず、ウォーキングやファッション、さまざまな活動へと広がっていきました。
この仕事の魅力ややりがいは何ですか?
正直に言えば、子ども脱毛は“儲かりにくい”と言われる分野のお仕事です。コンサルの人にも「子どもは減ってるのに、なんでその分野に行くの?」って言われます。でも、お客さんに「子どもが3歳になったら連れてきますね」と言われると、もう辞められないですね。笑
売上をどう伸ばすか、サブスク化や高付加価値化など、経営の悩みは尽きませんが、
脱毛を通して、学校に行けなくなった子どもたちが再び外出できるようになったり、 好きな服を着て学校に行けるようになったりする。儲け以上に、人のチャレンジに立ち会えることの方が大きいですね。

働く環境について教えてください
脱毛施術がある時はサロンに常駐していますが、それ以外の時間は積極的に人に会うことに費やしています。週に5-6人の新しい人と出会い、倫理法人会や交流会、友人の紹介などを通じて人脈を広げています。毎日1人程度の人と会うペースを維持しており、これが事業拡大の原動力となっていますね。
この仕事に就くためにはどうしたら良いですか?
この仕事に就くためには、やりたいと思う気持ちと、学びが何よりも大切です。
私は「やり方」と「在り方」の両方を学ぶことを重視しています。
やり方については、各種セミナーや研修で製品知識や技術を習得し、間違ったことを伝えないように、判断できるように、自分の中の引き出しにパンパンに知識を蓄えています。在り方については、倫理法人会での学びや「七つの習慣」などの書籍を活用しています。 ただし、集中力が続かないため、子ども向けの簡単な版から始めて、毎日2-3分の短時間学習を習慣化しています。

子供の頃の夢を教えてください
小学校の頃の夢は、「社長になること」と「アイドルになること」でした。祖父や父が社長だったのが影響し、社長が一番偉い人だと思い、とにかく社長になりたかったですね。
可愛い服を着られるアイドルに憧れ、可愛い格好をして登校したりしていましたが、大人になった現在、社長となり、ミスコンテストに出場したりと、子ども時代の夢を実現しています。
趣味と休日の過ごし方について教えてください
趣味は歌、サーフィン、ゴルフ、アロマなど多岐にわたります。特に48歳で始めたサーフィンは、“50歳になったら色黒のエステティシャンでも良い”と決めて、エステティシャンとしての制約を超えて、自分らしく生きるために本格的に取り組んでいます。
休日はほとんどありませんが、今年のお正月は久しぶりに休み、読書に時間を費やしていました。

最後に、あなたにとって『ハタラク』とは何でしょうか?
私にとって『ハタラク』ということは、「誰かの役に立つこと」「生きがい」「生きる意味を見いだすもの」です。
「働かなかったら死んでしまう」と思うほど、働くことは私の人生にとって不可欠なものです。お金を稼ぐためだけの行為ではなく、誰かのために動き、「ありがとう」を受け取ることが何よりも喜びです。
この先のビジョンとしては、精神的にも経済的にも豊かになることを目指し、愛情と感謝が巡る世の中を作りたいと考えています。絆や愛情、感謝が循環することで豊かさが生まれ、最終的には世界平和につながると信じています。
株式会社いちご一会の仕事は、脱毛サロンでも、エステでも、サービス業でもあります。 けれど本質は、人が“なりたい自分”に近づく瞬間に、寄り添う仕事です。儲かるかどうかよりも、続ける意味があるかどうか。「愛情と感謝が巡る世の中をつくりたい。」そう語る森さんの姿は、働くことの価値を、改めて問い直してくれました。
【株式会社いちご一会】
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