【Maxeed Laboratory】 代表 平川 僚将さん
働くことは、ただ生活のためだけではなく、自分の使命を果たす場でもある。そう語るのは、Maxeed Laboratory(マキシードラボラトリー)代表 平川僚将さん。学生時代からキャリア支援に関わり、会社員を経て独立。今では、人生に迷う人に寄り添い、”自分らしい生き方”を後押しする存在です。今回は「教えてお仕事」というテーマで、平川さんのお仕事の魅力ややりがい、そして『ハタラク』意味について伺いました。
Maxeed Laboratory / 代表 平川僚将さん
1988年愛知県名古屋市生まれ。南山大学経済学部卒業後、豊通物流株式会社に入社し6年間勤務。2016年に独立開業し、所持金0円で日本一周を敢行。安倍元首相の講演会など多くのイベントを主催、毎日新聞でも活動が取り上げられる。2021年には特攻隊ミュージカル「流れる雲よ」名古屋公演の代表に就任。キャリア支援事業を通じて100名以上の卒業生を輩出している。
職業
キャリア支援事業
仕事内容
・個人向けスクールを運営し、学校の勉強のように点数や偏差値ではなく、「自分はどんな人生を送りたいのか」「どんな仕事をしたいのか」を半年間かけて行うための自己分析や対話をサポート。受講者の自信や共感力を高め、営業成績の向上や起業、結婚など、人生の転機を後押ししている。
・法人向けには社員同士で感謝の気持ちを伝え合う「感謝教育」や、鹿児島・知覧での体験型プログラム(知覧研修)を通じて「命の大切さ」や「働く意味」を考える機会を提供。コミュニケーション研修を実施し、社員同士の絆や使命感を育んでいる。
・1人ひとりの強みや得意を見つけ出し、将来の選択肢を広げられるように伴走している。
御社の概要を教えてください
2016年1月に設立し、社員は2名です。私は営業や講師などの対外業務を担当し、社員は書類作成などの内部業務を担当しています。働く場所は自宅の事務所かカフェで、基本的には在宅作業が中心です。スクールは受講者に合わせて日程を決定し、ZOOM開催が多いですが、月に一度はサロンで集まります。企業研修は実際に現地へ出向いて行い、内容に応じて柔軟に実施しています。

創業の背景を教えてください
会社員として6年間働く中で、自分の力を発揮できず、うつ状態に近い時期がありました。そんな時に出会った一冊の本、本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』が転機となり、「大好きなことを仕事にしなさい」という言葉に感銘をうけました。大学時代の就職支援の経験を思い出し、仲間と理想を語り合い、行動するコミュニティを立ち上げたのが始まりです。最初は朝活から始まり、やがて全員がそれぞれ講師として活動するようになりました。”社会人も人生に迷う”。大人にこそキャリア支援が必要だと気づいたことが、今の事業の原点です。
事業内容について詳しく教えてください
事業は⼤きく⼆つあります。⼀つ⽬は「スクール事業」です。半年間で⾃⼰理解を深め、使命を発見し“好きなことを仕事にする”プログラムです。
7つの切り口で過去を振り返り、「誰の為、何の為に生きるか」を紐解きます。今まで気づかなかった人生の一貫性に気づいたとき、皆さん涙して自己肯定感が爆発しています。笑
⼆つ⽬は「法⼈向け研修事業」です。スクールで行う深いコミュニケーションを研修にしたり、⿅児島・知覧の特攻隊基地で⾏う「特攻体験研修」を実施しています。
「特攻研修」では、経営者や社員の皆さんと現地を訪れ、「明⽇特攻に⾏く」という設定で、先発隊の遺書を読み、⼈⽣最後の⾷事を取り、深夜に「遺書」を書き、涙します。
「今まで言えなかった本音が言えた」とお声も頂いており、社内の絆を深めることに貢献しています。

お仕事の魅力ややりがいは何ですか?
⼈の⼈⽣が変わる瞬間に⽴ち会えることと、毎週の講座中に泣ける程感動する瞬間があることです。
例えば、⼯場勤務で⾃信がなかった受講⽣は、⾃分の人付き合いとユーモアの才能に気づき、通信系の会社に転職後、東海地⽅No. 1の営業成績を獲得しました。その後独⽴し、今では年商3億円の会社を経営しています。また、うつ病で退職した⼈にライターの仕事を紹介したところ、才能が開花して、働きながら世界一周するという夢を叶えたケースもあります。
人の悩みを真剣に聴いて、一緒に乗り越えて行く過程の中で、共に涙を流すことも少なくありません。全ての人にドラマがあり、どん底も頂点も一緒に味わい、感動出来るこの仕事は最高です。

このお仕事に就くためにはどうしたら良いですか?
苦難・成功体験など様々な人生経験を経て身に付けた⼈間⼒、そして深いコミュニケーションをとる⼒が必須です。その⼈⾃⾝が「⾃分を変えよう」「怖いけど挑戦しよう」と強烈な動機づけをしたり、「この⼈の元でなら変われる」と確信を抱くような関わりをするのが仕事です。
だからこそ、苦難を乗り越えてきた経験、全てを受容する心、相手の幸せを願う愛情深さが大切です。
こんな話をすると完璧な⼈じゃないとこの仕事に就くことが出来ないと思うかもしれませんが、そんな事はありません。私⾃⾝が、失敗が多く完璧な存在じゃないからこそ、相⼿も安心するんです。チャレンジと失敗が多く、人と深くかかわるのが好きという方はこの仕事に向いています。
お仕事の厳しさや大変なことはどんなことですか?
真剣勝負の緊張感があることです。講座中も、個別セッション中も、営業中も急にこの瞬間がやってきます。例えば、⽗親に対して確執をもつ受講⽣さんが、⽗親を講師の私に重ね、私にぶつかってきたことがありました。怒り、責め心、悲しい感情などを全力でぶつけてきます。それを真正面から受け止めます。戦うのではなく、怒りの裏にある相手の悲しい気持ちやさみしい気持ちに寄り添っていくこと。そのプロセスには、根気がいるし、時に時間もかかります。相⼿の声にならない⼼の声に⽿を傾け、理解しようと全力です。
腹が立つこともあれば、面倒だとおもってしまう時もあるし、悲しくなることもあります。そんな自分の心も受け入れながら、常に「相手の為に100%」という心の状態であることを心がけて、相手のトラウマを解消していくんです。
大変ですが、同時に感動や達成感もあるので、これがこの仕事の醍醐味でもあります。

子供の頃の夢は何でしたか?
⼩さい頃の夢はTVの影響でウルトラマン、映画「トップガン」の影響で戦闘機のパイロット、中日ドラゴンズファンになった影響でプロ野球選⼿、、、と変わっていきました。ヒーローへの憧れがあり、⼈を救いたい、多くの人を感動させたい、という思いは小さいころからありました。
ウルトラマンになれはしませんでしたが、苦難の渦中にいる人に講座やセッションを通して希望を届けていて、戦闘機のパイロットにはなれませんでしたが、特攻隊ミュージカル「流れる雲よ」の主催者になって、特攻隊員の思いを伝えており、野球選手にはなれませんでしたが、講演やスピーチという形で多くの人の笑いや感動を生み出していることに、自分に用意されていた使命を感じずにはいられません。
趣味や休日の過ごし方を教えてください
趣味は、歴史の勉強や戦争について調べることが好きです。特に今はまっているのは、戦国時代の合戦解説をしているYoutubeの「ユキムラチャンネル」です。
ある武将が合戦に敗れ、退却する。
部下 :「殿!!しんがり(最後尾で敵の足止め)は拙者が!」
大将 :「貴様、死ぬ気か!必ず生きて戻れ!」
部下 : 「もちろんです!必ず戻ります!」
—これが最後の会話になった。。。
こんなことが日本中の至るところであった時代です。武将たちが何を思い、何のために命を懸けたのか。彼らに思いを馳せると、命を懸けるに値するリーダーとしての在り方に気づかされます。僕たち経営者は失敗しても命までは取られません。しかし彼らに学ぶことが多くあると思います。
舞台作品『流れる雲よ』について伺います
2017年、売上がたたず月収2~3万円の苦しい時期に舞台作品『流れる雲よ』に出会いました。特攻隊員たちの⽣き様を描いたこの作品に、誰かのために命を使う姿に強烈な愛を受け取りました。当時の僕はお金が無かったし、「くれくれ」と自分が人から奪うことに目が向いていました。しかし、彼らはお金よりも大切なものを「どうぞ」というスタンスで生きていました。僕が本当にしかったのはこんな生き方だと気づかされました。苦しくても歯を食いしばる原動力になりました。
2021年に主催者を引き継いでからの5年間の中で、不登校だった小学生が学校に行くようになったり、自殺願望がある子が思い止まったり、うつ病で休職中の21歳の子が「人を守る仕事がしたい」と自衛隊に入ったりしました。
この作品は”本当にしたい生き方”を気づかせてくれます。2030年には今の4倍の1万人規模での開催が出来るように日々活動しています。

最後に、あなたにとって『ハタラク』とは何でしょうか?
使命を果たすことです。僕の使命は「永遠に続く感動の波を起こし続けること」です。感動したことは記憶に残り、人を介して広まり、そして連鎖します。今⽇⼀⼈を感動させれば、その⼈が次の⼈へ伝え、さらにその先へと伝わり広がっていく。毎⽇それが続いていくと、100年後には6億⼈の⼈⽣を変えられるという計算になりました。笑
夢がありませんか?『流れる雲よ』は、⼀回の公演で2000⼈以上の⼈の感動を⽣んでくれます。⾃分の使命を果たすのに最高のパートナーです。僕にとって仕事は単なるお金を稼ぐ手段ではなく、愛と感動のバトンリレーなんです。
Maxeed Laboratory代表 平川僚将さんの言葉からは、働くことを通じて使命を果たし、人を感動でつなぐという強い想いが伝わってきました。人の人生を変える瞬間に立ち会いたい。そう思う人にとって、この記事での学びはきっと大きな力になるはずです。働くことに迷いを抱いている大人へ。あなたの使命を見つけ、人生を変えるきっかけがここにあるのかもしれません。
【Maxeed Laboratory】
URL. https://maxeed-laboratory.com
<流れる雲よ 名古屋公演>
URL. https://nagarerukumoyo-nagoya.com

