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【春日井環境アレルギー対策センター合同会社/一般社団法人日本室内空気保健協会】 代表社員 加藤美奈子さん

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教えてお仕事

毎日何気なく吸っている空気。空気は目に見えませんが、でも、確実に人の体と心に影響を与えています。その“質”が原因で、体調不良や生きづらさを感じている人が、実は少なくありません。今回お話を伺ったのは、春日井環境アレルギー対策センター合同会社 代表社員の加藤美奈子さん。空気の質で、誰も困らない社会をつくりたいという想いで、“空気を見える化する仕事”に挑み続けています。


春日井環境アレルギー対策センター合同会社 / 代表社員 加藤美奈子さん
1975年愛知県稲沢市生まれ。看護師として勤務後、癒しを追求し整体師へ転身。結婚・子育てと両立しながら活動する中、子どもの喘息をきっかけに環境アレルギーと出会う。2018年より空気環境対策に取り組みはじめ、2021年に「一般社団法人日本室内空気保健協会」を立ち上げ、2024年に法人化し「春日井環境アレルギー対策センター合同会社」を設立。「空気の質で誰も困らない社会」を目指し、空気環境コンサルタントとして活動している。

職業

空気環境コンサルタント(技術サービス・小売業)

仕事内容

人が過ごす室内の「空気の状態(CO2・ホルムアルデヒド・VOCなど)」を調査・数値化し、目に見えない空気環境の課題を“数字で分かりやすく見える化”する仕事です。専用の空気質センサーの販売や、建築・清掃・空調業者への技術サポート、空気環境に関するコンサルティングを行い、「今この空間の空気は安全か」「どう改善すればよいか」 など、誰もが健康に過ごせる空間づくりを支えています。また、空気環境アドバイザー資格の運営や啓発活動を通じて、人の体調や暮らしに直結する“空気”を守ることで、安心して働き、生活できる環境を支える仕事です。

会社の歴史と概要について教えてください

春日井環境アレルギー対策センターは、空気質に関わる技術サービス・小売業として、「空気質調査(CO2・ホルムアルデヒド・VOCなどの測定)」「空気質センサーの販売」「空気環境に関するコンサルティング」「空気環境アドバイザー資格の運営・啓発活動」などの事業を行っています。2018年7月に個人事業としてスタートし、2024年5月に法人化。現在8年目を迎えています。
この仕事をはじめたきっかけは自分の子どもの喘息でした。もともとは整体院を営んでいたのですが、子育てをする中で、目に見えない空気の汚れが、子どもの体調や日常に大きな影響を与えていることに気づきました。最初は、同じ悩みを持つお母さんたちを支えたいという想いから、子育て支援サークルを立ち上げ、ボランティアとして啓発活動を行い、自治体や学校、病院などに声や想いを届けていました。しかし、経営者とは、なかなか繋がれず、その悔しさと葛藤が、“立場を変えなければ、本当に社会は変えられない”。という決意につながり、経営者と“Win-Winで話せる存在になるために、経営者になる”という想いで、今の事業へと歩みを進めていきました。

お仕事の内容について教えてください

現在は一人会社という形ですが、大学教授などの顧問や、外部パートナーと連携しながら事業を運営しています。
事務所での業務や、全国への出張やオンラインミーティングなど、また、年に1回開催している「住まいのGOOD AIR EXPO」や、子ども向けワークショップを通じた啓発活動を行なっています。主な取引先は、建築業が約8割で、清掃業・空調業など、「空気に自信がある企業」が、自社の価値を伝えるために空気質を見える化する。そんな前向きな取り組みを支えています。

この仕事の魅力ややりがいは何ですか?

この仕事への原動力は、とてもシンプルです。「空気が原因で体調不良になる人を、これ以上増やしたくない」という想いです。近年明らかになった調査では、中学生以下の子どもの10人に1人が、「香害(こうがい)」や空気に対する過敏さを感じていると言われています。柔軟剤や日用品の香りで、吐き気・腹痛・めまいを引き起こす人も少なくないのです。私自身も、40代半ばから香りに敏感になり、“当事者”としてこの問題に向き合っています。
空気を数値で「見える化」し、対処法まで含めて伝えられたときに、誰かの不調や不安が、少しでも減ったと感じられる瞬間が、何よりのやりがいですね。

反対に大変なことは何ですか?

業務の多くは、「営業=啓発活動」となり、空気の重要性を伝え続ける力や、全国を視野に入れた行動力、知られていない分野だからこその粘り強さが必要になります。
ただし私の営業スタイルはとても人間的で、まず相手の会社の“良いところ”を聞いてから話を広げていき、最後の最後に、営業の話をします。普段は静かな私のような人間の、“本気のときだけスイッチが入る”その姿勢が、多くの反響を生んでいるのかもしれません。

この仕事に就くためにはどうしたら良いですか?

この仕事に就くために必要な条件は、意外とシンプルです。
理科が好き、または苦手でも興味があること。空気の大切さに、少しでも関心があること。コツコツ続けることができること。です。
基礎知識は資格を取得する際に学ぶことができますし、実は私自身も文系タイプなのですが、得意じゃなくても、意地でも続ければ形になります。知識よりも、“想いと継続力”が大切な仕事ですね。

子供の頃の夢を教えてください

子供の頃は、何かの先生になりたいと思い、学校の先生に憧れていましたね。その後、父親が倒れたことをきっかけに医療のことを学ぶために看護師になり、仕事の一環の足浴マッサージの延長で、ツボや経絡を学びたいと思い整体師に転職し、現在も並行して24年間続けています。

趣味と休日の過ごし方について教えてください

趣味は、マッサージやエステを受けることやYouTubeを見てリラックスすることが大好きですね。現在は“ちゃんみな”から派生して“HANA”や“NoNoGirl”をYouTubeで見て感動しています。
休日は毎週土曜としていますが、あまり休むことが好きではないですね。

最後に、あなたにとって『ハタラク』とは何でしょうか?

私にとっての『ハタラク』とは、「生きがいそのもの」です。自分の経験や知識が、誰かの健康や安心につながる。それが、日々の原動力となっています。
今後のビジョンは、「空気の質で、誰も困らない社会をつくること」です。まだ道半ばではありますが、それでも、一人ひとりの暮らしに向き合い続けています。


目に見えないものを、見える形にする。そして、誰かの“当たり前の毎日”を守る。春日井環境アレルギー対策センターの仕事は、派手ではないけれど、確実に社会に必要な仕事です。「人の役に立ちたい」「意味のある仕事がしたい」そう感じているあなたにこそ、知ってほしい『ハタラク』のかたちが、ここにあります。


【春日井環境アレルギー対策センター合同会社/一般社団法人日本室内空気保健協会】

〒486-0812
愛知県春日井市大泉寺町121-2
TEL. 090-4260-5095
URL. https://www.kasugaikankyou.com
YouTube. https://www.youtube.com/@air.mamachannel/featured

<一般社団法人 日本室内空気保健協会>
URL. https://www.iaha.or.jp
Instagram. https://www.instagram.com/japanairdaizi